【症例1】
主訴:痰がらみ、脳梗塞後遺症
現病歴:
診断:
X年左小脳梗塞発症後、自宅療養中だったが、X+1年再発し、脳外科病院に入院。その後リハビリを施行。退院後は在宅サービスを利用しながら自宅療養を続けていた。介護していた家族の入院で自宅療養困難となり、X+5年12月に介護施設入所となった。ADLは、右片麻痺あり杖歩行で見守り〜一部介助、その他も見守り〜一部介助。脳梗塞後遺症のため、喀痰排出が困難となっている。
現症:
舌候、脈候、腹候見ていない
経過:
Day01 痰が絡み、自力で出すのが大変。去痰剤フドステイン処方。
Day14 やや改善されたがまだ不十分。
Day34 やはり痰がらみは続く。フドステイン止めて滋陰降下湯へ。
Day49 かなり改善され楽になったと。